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Pietari Inkinen 日本フィル第661回演奏会 Mahler Symphony No.6:20140628 [音楽]

本年7度目のコンサート。

今年は展覧会よりもコンサートに足しげく通っています。 ずーっと以前は? 一ヶ月に2度くらいはライヴの音楽を聴いていたけれど、こんなに聴けているのは久しぶり。

SACD とかの音はとても素晴らしいですが、ライヴのヴァイオリンやホルンの音ってその数倍素敵です。やはり一期一会の音に敵うものはないな。

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6月28日(土)、チケットをゲットしておいた、日本フィルのコンサートへ行ってきました。

新橋で銀座線に乗り換え、溜池山王から歩いて6分~7分で久しぶりのサントリーホール。

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あいにくの雨模様です。 
早めに着いたので、サントリーホールの周りも散歩したかったのですが、仕方ないです、そそくさとホール内に入りました。

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じぶんは交響曲を良く聴きますが、その中でもMahler の第6シンフォニーは大切な曲の一つです。

色々と聴きましたが、中でも気に入っているのはバーンスタインとマイケル・ティルソン・トーマスの録音。

マイケル・ティルソン・トーマスはバーンスタインの弟子なので、演奏スタイルは似ているのかもしれません。ただ、バーンスタインのは、世紀末のどろどろとした欲望と熟し切った果実のような甘美さと危うさが感じられるのに対して、ティルソン・トーマスのはもっと繊細で洗練さを感じます。

今気に入っているのは、ティルソン・トーマス。
この演奏は9.11同時多発テロの直後に録音されたとのこと。
第1楽章のアルマのテーマも第3楽章のアンダンテも本当に美しいです。

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さて、Pietari Inkinen 、ナクソスのシベリウスの演奏に出会ってから気になって仕方なくなった指揮者です。
3月にシベリウス交響曲第2番を聴いて以来2回目のコンサート。

最初はシベリウス: 交響詩≪夜の騎行と日の出≫op.55 の演奏でした。
Inkinen のシベリウスはご当地ものだけあって(フィンランド出身です)、のびのびとしていて素敵な演奏。夜がギャラップしている様子がイメージできます。
Inkinen のシベリウスは良いな。
日本フィルとのシベリウスの全集もこの後リリースが予定されているようです。楽しみ ^^

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そして、マーラー : 交響曲第6番イ短調 ≪悲劇的≫

一時間半くらいの演奏時間を要する大作です。マーラーの中では最も古典的で形がきちっとしている曲。

書いたように、好きな所が2か所あります。
一ヶ所は第1楽章の「アルマのテーマ」と呼ばれている旋律のところ。ちなみにアルマってグスタフ・マーラーの奥さん。
奥さんのことを思って書いた曲なんだと思います。日本人ではきっとしないこと 笑

Inkinen はこのテーマが初めて出てくるところを(曲の中では何度も繰り返されます)、十分にためにためて、思い入れたっぷりに演奏してくれました。
この瞬間、この演奏、良いなって実感しました。事実、第1楽章は緊張感がありとても素晴らしい演奏でした。

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そして、第3楽章のアンダンテ。
マーラーの中で、これも二つなんですが、聴くたびに背骨の辺りがふるえてしまうものがあります。一つは交響曲3番の旋律、そしてもう一つがこの6番のアンダンテの後半の部分、弦楽器がなくところ・・・その旋律です。

聴くたびにこころと背骨がふるえます。

Inkinen 聴かせどころを良く知っています、こころの琴線がこらえ切れる、ちょうどそのあたり、日本フィルの弦楽器もとても美しい。

2回目、シベリウスを聴いてマーラーを聴いてみました。
まだちゃんとは分からないけれど、Inkinen おもしろい指揮者だと思います。

今回の6番はテンポは遅めにとって、情緒たっぷりに歌わせるところは歌わせて、でもそれに流されるところはない。
結構、計算して音楽が作られている感じがしました。

マーラーとしてはどちらかというとすっきりとした演奏だったかもしれません。

日本フィルも素晴らしい演奏で、金管楽器のパワーもすごかったです。

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マーラー良いな、6番良いな~ ( 帰ってからまた復習をしてしまいました。 笑 ) 。

演奏が終わればブラボーの嵐。うーん、良い演奏会でした。満足 !!

余韻に浸りながら、ビールと軽めのつまみで一杯 ^^ これはまた最良の時間です。

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Pietari Inkinen もう少し聴いてみたいので、11月の演奏会のチケットも早速ゲットしました。

11月、今度はマーラーの7番です。

7番はマーラーの中で一番の難曲?
あまり聴かないし、じぶんの中でまだ消化できていません。 Inkinen がどんな演奏を聴かせてくれるかとても楽しみです。

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日曜日、今日も横浜は雨模様です。

写真撮りに行きたいのですが、少し小降りになってくれないかなぁ~。 

やまないと、引き続き復習。 ビールをお供に・・・になりそうです。 ^^;

" 2014/06/28 Inkinen & Japan Philharmonic No.661 Concerts "

横浜大さん橋辺りを散歩&野田岩さんの鰻とLET IT BE:20140621 [横浜街歩き]

帰って来て冷蔵庫を開け 冷えた缶を左手で取り出して

リングプルを右手の人差し指にひっかけ プシュ―ッ。 のどに冷た~い黄金のネクトルを一気に流し込む。
これぞ、毎日のゆっくりモードのスイッチ也。 笑

それと、一週間に一度の散歩、これがじぶんのこころがゆるゆるになる時です。

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土曜日も娘を駅まで見送ってから、桜木町へ出かけました。

前の天気予報では雨でしたから、薄らと日差しもある休みの朝は

少しもうけた感じ。 ^^v

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本当は日の出の時間に行きたいのですが、どうも根性がなくてここのところ起きられません。

太陽が昇ってくる時間が早くなって、4時前に起きないと間に合わなくなっています。

でも、日の出のキラキラの色彩が見たいので、そのうちには・・・。  頑張ります。  ^^;

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ランチを娘と一緒にする約束をしたので、最大でもお昼まで。

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でも、午前中いっぱいあるのですから、ぐるっと山手の方まで回れるでしょう。

と、そんな風にはじめた横浜港のそぞろ歩きでしたが、

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休みの日でも働いている色々な船の力強い波しぶき

鵜の水面をかける姿

濱のきれいなお姉さんたち etc etc ・・・

アッチの景色に引っかかり、

こっちの景色に引っかかりしていたら、桜木町から大さん橋まで歩くのがやっとでした。

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やはり、横浜の港の辺り、じぶんの街ながら・・・とっても素敵な場所です。

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それに、久しぶりに連れて行った BEATLES も濱の風に良くあっていて、

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知らず知らずに手でリズムをとっていたり、

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傍から見ると、変なやつ !! 状態だったのでは?

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大さん橋からの眺めって

赤レンガやランドマーク、クイーンズイースト etc etc ・・・

横浜の観光ポイントを一望に出来て、とっても良い景色。

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それに、空が

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すごーくひろーく見えたりします。 ^^

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この日は蒸し暑くて、写真を撮っていると頬を汗がすーっと

流れたりしましたが、

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天井のないところ、空がずーっと見渡せるところにいると

更に

さらに こころはたゆたゆ 広げっぱなしのおっびろげ状態になりました。

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実は、実はってほどの話ではないですが、

BEATLES の CD もじぶん4枚目と5枚目を一緒に買ってありました。

一枚はこの前、書いたけれど サージェント・ペッパーズ。 そして、もう一枚は LET IT BE です。


この日、 LET IT BE を連れて行ってずっと聴いていたけれど、

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When I find myself in times of trouble
Mother Mary comes to me
Speaking words of wisdom
Let it be

And in my hour of darkness
She is standing right in front of me
Speaking words of wisdom
Let it be

Let it be, let it be
Let it be, let it be
Whisper words of wisdom
Let it be

大さん橋で聴いていたら、こころに詩がしみてきて

" あるがままに "  大きな空の下で聴くと、とても説得力あります。 ^^

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大さん橋の辺りも

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横浜らしい? ちょっとおしゃれなものでいっぱいです。

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またもや、アッチにコッチに引っかかり・・・。 笑

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良さげな カフェを見つけ、

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予定がなければ入っていたと思うのですが、

そろそろ約束の時間です。

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横浜駅で待ち合わせて、娘とランチ。

何が良い?

鰻。 えーーっ、うなぎが良いの? うん。

ということで、娘とのランチは、野田岩さんの鰻となりました。

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ボーナスがもうすぐだし、復帰途中の体力のためでもあるし・・・。

色々とありますが、野田岩さんの鰻、久しぶり。

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ちょうど昼時ということもありますが、席に着くまで50分待ち、鰻にありつくまでに30分かかりました。

ちょっと待ち時間は長かったけれど、いつもながらの美味しい鰻を頂くことができました。

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エネルギー充填、完了です ^^

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今日は横浜は朝から雨です。

気温低めで、過ごしやすい。 さっき、パン屋さんで焼き立てのパンを買ってきました。

これからコーヒーコリコリして、香りを楽しみながら淹れて、一緒に頂きます。

" 2014/06/21 Yokohama & BEATLES LET IT BE "

鎌倉妙本寺&Jorge Bolet DEBUSSY Sixteen Preludes & オザキミカ キミと話がしたいのだ。:20140615 [鎌倉]

ようやく辿り着いた休みの朝。

起きてみれば、

梅雨の晴れ間の 朝の日差しが部屋の窓から差し込んできて とっても気持ちよい。 

光、生まれたてのピュアな光。

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気が付けば 6月も中旬。

今年も半分過ぎようとしていて、月日の経つスピードの速さに、今更ながらに驚いたりしているじぶん。


10歳の頃の一年と、それからうん十年経った今の一年とでは重さが違うのかな?

10歳の頃の 1/10と、

たとえば40年生きて来たなら 1/40 、50年なら 1/50 ・・・。とすれば、一年の重さって毎年軽くなってしまうけれど・・・?

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朝の光が散歩にと誘ってくれました。

どこに行こう?  もちろん鎌倉だけれど。

紫陽花に会いたいけれど、人混みはいやだな ?  木漏れ日にも会いたい。

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はっきりと行く先を決めないまま、横浜駅から横須賀線に乗りました。

Walkman には Jorge Bolet (ホルヘ・ボレット) " DEBUSSY Sixteen Preludes "

ラフマニノフのPコンを聴いてとても好きになったピアニスト。 
リストも良かったし、この日はドビュッシーを連れて行きました。 HMV で758円で買ったもの ^^

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1989年9月の録音。ボレットは1990年に亡くなっているので、最晩年の録音であり、ボレットはじめてのドビュッシーとのこと。

ドビュッシーの前奏曲16曲、こだわりのピアニストが愛用することで知られているベヒシュタイン ( wikipedia : ベヒシュタインについてフランツ・リストは「28年間貴社のピアノを弾き続けてきたが、ベヒシュタインはいつでも最高の楽器だった」、クロード・ドビュッシーは「ピアノ音楽はベヒシュタインのためだけに書かれるべきだ」と言う言葉を残している。 ) を使用しての演奏です。

ボレットはリストの孫弟子だし、ドビュッシーだし、ピアノの音色が特別なのは当たり前なのかもしれません。

でもでも、とにかく?

こんなに美しい前奏曲聴いたことがありません。旋律の歌わせ方、間の取り方、ドビュッシーの前奏曲という形をかりて、ベヒシュタインからボレットのロマンチックな音色が迸り出てくる感じ。


とにかく好きなんだなぁ~、ボレットのピアノ。 理屈はなく音色に惚れてしまいました。

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早朝なのに混雑していた横須賀線もがらがらに。 

北鎌倉駅を通り越し、結局、鎌倉駅で降りました。

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木漏れ日・・・、という単純な発想で?  大町の比企谷、妙本寺さんへ。

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人力車と

猫と遊んでいる男性と

じぶんだけ。  静かな空間。  そして 木漏れ日。

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妙本寺さんの紫陽花はまだこれから。 額紫陽花たちは色づき始めていますが、紫陽花は色が付くのはもう少し。

毎年、かなり遅くまで楽しませてくれる妙本寺さんの紫陽花たち。 
咲きはじめの紫陽花に会うことができました。

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優しくて淡い木漏れ日がとても似合っています。

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ボレットのドビュッシーの音色と、優しくて儚げな木漏れ日の色彩が、少しずつ心にしみてきて、

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こういう時間は大切にしたいな。

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加速度的に早くなり、気が付かないまま大方の時間は通り過ぎて行ってしまうけれど、

できるだけ、一瞬一瞬の時間を大切にしたい。
仕事の時間も大切だけれど、それ以外のじぶんらしい時間、それはもっと大切にしたい。

心への栄養って、きっと一番大切なもの。 うん十分の一の一年間、そして月であり日であり、時間たち。
だけれど、大切な時間はそれでは測れないずっとの宝物。
心の抽斗を空っぽにしないようにしたい。

なんて、散歩をしながら思いました。

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素敵な妙本寺さんの木漏れ日とそれが作り出す色彩、ボレットのドビュッシーを聴きながらたっぷりと楽しませてもらって、あと宝戒寺と八幡宮をそぞろ歩き。

小町通りを抜けて、

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鎌倉駅へと向かいます。

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小町通りもそろそろ混み始める時間。 みなさんとは違う方向へ 笑

小町通りの入り口にある長嶋屋さんで、今年初めての麩饅頭を買いました。 
鎌倉に行った時のお土産の定番です。

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そう言えば、麩饅頭を買っていた和菓子屋さんも何件かあったのに、気が付いたらこのお店くらいになってます。

お店の娘さんも大きくなりました。 いつまでも暖簾を守ってくださいね。

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麩饅頭と

美味しくビールを頂きました。

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帰りに一冊のコミックを買ってきました。 オザキミカさんの " キミと話がしたいのだ " 。

今までに2匹の猫を飼ったことがあります。 ミケネコとシャムネコ。

犬はなかったので、たぶんどちらかというと(犬ももちろん大好きですが)ネコ派?

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そんなじぶんの目に本屋さんで飛び込んで来た一冊。

しんのすけ と ネコの くま とのお話し。
ネコと話すことのできる しんのすけ と、 クマ とのおしゃべりが中心の読んでいてほのぼのとする一冊でした。

2巻目も発売されたとのことなので、買ってきます。

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土曜日の昼下りはこれでまったり。 ^^

フィギアは、夏目友人帳の夏目君とニャンコ先生。

" 2014/06/14 Kamakura Myohonji & Bolet & Kuma "

北鎌倉東慶寺紫陽花&イワタバコ&イワガラミ&COLDPLAY GHOST STORIES :20140608 [鎌倉]

HMV から頼んでおいたCD が大量に届きました。

デ・ラローチャ シューベルト  Piano Sonata D.664 & D.960 & Impromptu D.899 No.4 & Moment musical D.780 No.6
ヘルベルト・フォン・カラヤン   SIBELIUS 交響曲全集
モーツァルト            歌劇「後宮からの逃走」 DVD
ビリス                COMPLETE SOLO RECORDINGS
カティア・ブニアティシビリ    Motherland (カティアさんの新譜)
ホルヘ・ボレット シューベルト Pianosonsta D.959 & D.784
ホルヘ・ボレット ショパン 24 PRELUDES
ホルヘ・ボレット          リスト曲集

そして、 COLDPLAY GHOST STORIES

しばらく聴くものには困りません  ^^;

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金曜日帰って来てから、唯一クラシックでない COLDPLAY の " GHOST STORIES " を聴きました。

すごく良いアルバム。 
前作とその前の " Viva la Vida or Death and All His Friends " や " Mylo Xyloto " はきらびやかなキラキラと光るようなポップな曲たちで、これはこれで好きなアルバムですが、新譜の " Ghost Stories " 、落ち着いて前作のキラキラというよりはどちらかというとモノクロームのような、心にしみじみと響いてくるサウンド。

最後の曲の" O "が、一曲目の" Always In My Head " につながるだけでなく、アルバム全体が一つの曲のような感じがします。
好きだったプログレッシブロックみたいだ。離婚してしまったけれど(男は悲しいもの)、クリスのボーカルも良いな。

昼から夜へ、光から闇へ、" A Sky Full Of Stars " のピアノで一気に頂点に上り詰めて、素晴らしい。

COLDPLAY すごいアルバム作ってしまったなって感じです。

プログレッシブロック好きな自分としては、このアルバム大好きです。

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土曜日は、まだ具合が本調子ではなかったので、一日家にいました。

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それに、横浜は大雨洪水警報。

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娘の学校も休校になるほどの雨。 

でも、じぶんのリハビリには良い時間。ゆっくり、のんびり。

夜には、10日ぶりにビールもいただきました。  ^^v

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日曜日、まだ喉と鼻はおかしいものの、前よりはましになったし、

東慶寺のことが気になっていました。

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" GHOST STORIES " を連れて、北鎌倉まで。

鎌倉は、そろそろ、紫陽花の季節。

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北鎌倉に8時30分過ぎに着きましたが、なんだかそわそわとしている感じの駅舎。

駅に降りる人もいつもよりも多い。 でも、みなさんは向かって左側です。きっと明月院に向かわれるんだろうな。

じぶんは右。

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久しぶりの東慶寺。

時折り小雨でメガネを拭かなければなりませんが、持っていった傘をさすほどではなくて、日差しはないものの、前日までの雨にぬれた東慶寺の境内は色彩鮮やか。

先ずは紫陽花たちに一年ぶりの挨拶です。 明月院の紫陽花も素敵ですが、東慶寺の紫陽花は種類も色々、庭師さんたちの手入れのおかげで、今年も色とりどりの花が咲き始めていました。

次に気になっていたのは、

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そうです、

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大きな緑の葉っぱと、小さな薄紫色の可愛い花たち。

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2014年の北鎌倉の宇宙人たちでした。 

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咲きはじめの、イワタバコ達。

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今年も可愛い素敵な紫色は、いいな。

君たちの紫って一番好きな紫色だよ。

大雨洪水警報が出ていた雨に降られたせいでしょうか?  咲きはじめのはずなのに、花がだいぶ散っていました。早く咲いた花たちはかわいそう。

でも、東慶寺の崖のイワタバコ達はまだまだこれからです。 今週末くらいが見頃かもしれません。

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本堂でお参りをして帰ろうと思ったら、

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「特別公開イワガラミ」。

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東慶寺では15日まで、普段は入れない本堂裏にこの時期だけ入ることができます。

【イワガラミ特別公開】
 日程: 6月1日(日)~15日(日) ※6月5(木)・6日(金)を除きます。
 時間:平日(1日2回) 11:00~12:00 および 13:00~14:00
     土・日曜日(1日1回) 9:00~10:00

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毎年公開されていることは知ってはいたものの、

いつも機会を逸してしまっていて、今年、初めて(何年もここに通っているのに ^^; )東慶寺のイワガラミに会うことができました。

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イワガラミ

wikipedia によると
" イワガラミ(岩絡み、学名:Schizophragma hydrangeoides )は、アジサイ科イワガラミ属の落葉つる性木本。 "
だそうです。

はじめまして、イワガラミ君。

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はじめて見ました、イワガラミ。

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美しい花です、可憐な花。

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純白なんです・・・。 

イワガラミのがくって、本当に純白なんです・・・。 

それが本堂の裏庭の崖一面に咲いていて、ファインダーから覗くと、満天に輝く星のように思えました。

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2014年6月8日

今日、東慶事さんを訪れてよかったです。

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COLDPLAY " GHOST STORIES " をずっと聴きながら、東慶寺で1時間半くらい過ごしました。

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体力はまだ戻っていないかなぁ~。 

ここらが、今週の限界かもしれないと、明月院の方も気になりましたが、駅に引き返して横須賀線です。

少し、疲れましたが、気になっていたイワタバコに会えたし、何よりも初めてのイワガラミ君にも会うことができました。

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帰りに成城石井で久しぶりの赤ワイン ♪

何年か前に北鎌倉のフリーマーケットでゲットしたグラスで頂きましょう。

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やっぱり、ビールも、そして

ワインも美味しいね 笑

" 2014/06/08 Kitakamakura Tokeiji & COLDPLAY GHOST STORIES "e

東京都美術館バルテュス展:20140420 [絵画]

じぶんだけの感覚かもしれませんが、綺麗と美とは違うかな、特に芸術に関して。

綺麗は形が整い、見ていると心地よさを感じるもの。

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美はもっと複雑で、
色々なものがごちゃごちゃに混じり合っている感情のカオス、
心地よさも、ときめきも、静けさも、暖かさも、それだけではなくて、醜さや忌み嫌うべきものも、不安も、恐れもetc etc・・・が混じり合っている中から、
ごく一握りの特別に選ばれた人によって、それが必然であるかのように抽出されたもの。

それが結実した作品には美が宿っています。

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アーティストが内面的必然性によって抽出した作品と出会うと、じぶんたちは作品に宿ったそれらを感じることになりますが、たぶん綺麗という感情の幅はそれ程は大きくないと思うのですが、美の方はかなり広い。

ある人は美しいと感じるものも、ある人はただ不安を感じるものでしかないなどということも。

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前置きが長くなってしまいましたが、
4月20日(日)、東京都立美術館で開催中の(6月22日迄)バルテュス展に行ってきました。

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初日マニアの自分としては初日である19日に行きたかったのですが、土曜日は用事があってどうしても行けず、二日目の
20日になったもの。

展覧会が始ったばかりだったからでしょうか?  
開館9時半に合わせていきましたが、写真の通りとても空いていて、リュカさんに教えて頂いてから楽しみにしていたバルテュスの作品たちに、ゆっくりと会ってくることができました。

≪夢見るテレーズ 1938年 150×130 メトロポリタン美術館≫
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1908年生まれで2001年に亡くなったバルテュス、かのピカソに「20世紀最後の巨匠」と評されたそうですが、ピカソのように、作品は同じ画家が描いたものなのかな? と思うほど画風にはバリエーションが多いと思いました。

≪決して来ない時 1949年 97.7×84.4 フランシス・リーマン・レープ・アート・センター≫
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その中でも主題というか扱われている多くの物は、駅貼りのポスター≪夢見るテレーズ≫の中にもに画かれている少女と猫。

特に少女は、バルテュスが生涯最も関心を持ったモチーフ。それは、絵画的にも私的にもそうであったようです。

≪美しい日々 1944年-1946年 148×199 ハーシュホーン博物館と彫刻の庭≫
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シャシー時代のモデルであり同居していた義理の姪のフレデリック、後に結婚する出井節子さん、ともにバルテュスとは30歳ほど離れていて、親子くらいの年の差です。

義理の姪と二人っきりで住んでいたことも、肩がはだけて胸があらわになった、または脚を無防備に開いた大人でない少女を描くことも、タブーを犯すようなスキャンダラスなことだったんだろうと思います。

なぜ、バルテュス?


この絵はとても印象に残りました。斉藤真一の津軽じょんがら節のポスター等、瞽女を思い出しました。
≪朱色の机と日本の女 1967年-1976年 145×192 ニューヨーク、ブレント・R・ハリス・コレクション≫
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展覧会を見てきて、なんだかすっきりしませんでした。

良かったのか? そうではなかったのか? こころの奥底をざらっとした感触のするものでなでられたようにも、何か今まで感じたことのない光るものを見たような感じにも思えていました。


そんな中で、「すとん」と良い絵だなと胸に収まったのは、シャシー時代の風景画たち。

明るくて広がりがあって素敵な絵たちです。前景のうわっと指を伸ばしたような? 木が良いですね。

≪樹のある大きな風景(シャシーの農家の中庭) 1960年 130.5×162 パリ、ポンピドゥー・センター、国立近代美術館≫
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それからこの肖像画もとても良かったです。

画家アンリ・マチスの孫娘のジャクリーンを描いた肖像画。マルセル・デュシャン夫人が購入したものだとか。

全体のブルーの色彩、ジャクリーヌがとっても可愛いです。

≪ジャクリーヌ・マティスの肖像 1947年 100×80.6 個人蔵≫
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空いていてゆっくりと鑑賞することがてきました。

でも、なぜ バルテュス? と思っていて、ブログにも書くことができませんでした。

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テレビでも2つのバルテュスの番組を見ました。

BSプレミアム「バルテュスと彼女たちの関係」
日曜美術館「バルテュス 5つのアトリエ」

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図録でも読み、二つの番組を見ることで、バルテュスの人となり、人生等を展覧会の時よりも良く知ることができました。

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6月7日(土)からは、三菱一号館美術館で「バルテュス 最後の写真―密室の対話」展が開催されます。
バルテュスは、晩年に手の自由がきかなくなると、絵筆をポラロイドカメラに持ち替えて、デッサンに代えてモデルを撮影したとのこと。遺作を画くために撮られた写真も含み、日本で最初の公開なのだそうです。

気になって仕方のないバルテュス、こちらも是非、見に行かねばと思っています。

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少女から大人の女性へと変る一瞬の刹那の光。

光を愛し、死ぬまで、アトリエに差し込む光にまでこだわったバルテュス。

外光と共に、終生追い続けた少女の体内から発せられる一瞬の刹那の光。

バルテュスのような絵画と向かった時、タブーとか倫理とかコモンセンスとか、そういうものは忘れ去って、
純粋にただ純粋に絵と向き合わなければ、その美には会うことができないのだなと、なんとなくですが少しだけ自分なりに思えるようになってきました。

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人間には、男と女がいます。

村上春樹さんの「女のいない男たち」を読んだ時にも思いましたが、女性の方はバルテュスの作品を見られて、どう思われるのでしょう?

少女から大人になる時の刹那の美・・・って、男性には分かる気がするのです。
我が国にも源氏物語の紫の上みたいなこともあります。

ぼくら男性と同じように女性の皆さんもバルテュスの作品を見るとき思うのでしょうか?


この一週間ほど、喉が痛くて鼻もおかしく、気が付くと高熱を出していました。久しぶりに会社も休みました。
フーフー言っていましたが、少し熱がひけば色々と考えるには良い時間。まとめて何冊か本も読みました。

アルコールも久しぶりに一週間近く抜けたし、体重も3kgほど減です。

たまには、熱を出すのも良いかも (笑)

" 2014/04/20 Retrospective Balthus "